東京のど真ん中で繰り広げられる日本のリアルサッカー

リアルを求めて


日本の劇的な勝利により、やっと世間一般にもワールドカップの雰囲気が出つつある。
自分はといえば見れる試合はライブでチェックし、ハイライトは全てチェックする。
まさにワールドカップ漬けの毎日を過ごしている。

そんななか、日本のリアルなサッカーを観に来た。
日本の五部リーグ相当にあたる、関東サッカーリーグ。
東京ユナイテッドブリオベッカ浦安の試合である。

ブリオベッカ浦安とはもう三年目のお付き合い。
昨年JFLから降格してしまったが、羽中田監督を迎え改革を進行中のチームだ。
相手は東京ユナイテッド。
元日本代表の岩政大樹を要するチームである。

文京区から


ところは東京のど真ん中。
文京区の小石川運動場。
地下鉄の駅を降りて徒歩五分の人工芝グラウンドである。

後楽園に隣接し、隣には警視庁の施設もある。
周りも見渡すとオフィス街なのか高いビルもあり、土曜日のこの日は閑散とした雰囲気もある。

このグラウンドにはスタンドはなくピッチレベルから観戦できる。
いつもとは違って選手の息遣いを感じなから観戦することができる。
目の前2メートルのところを選手が走っている。

この距離感!近い!


あいにくの天気。
試合開始に合わせて小雨が降りだす。

岩政を見たい

もちろんブリオベッカ浦安の応援に来ているのだが、今日のお目当はやはりこの人、岩政大樹である。

もう怖いくらいの雰囲気笑
流石の存在感。
ガタイが違う。
体のつくりがこのレベルでは異質である。
彼のツイッターやメディアでの発言にも注目しているが、パワーを前面に出したプレースタイルとは違い、かなり理論家であることがうかがえる。
今日の試合中も常に周りに声を掛けているのだが、試合の序盤に聞こえてきたのは「立ち上がりのビジョン!ビジョンだよ!」という一言。
かなり試合展開を想定し、チームメイトと共有してきたことが分かる。
フィジカルもメンタルもレベルの違いを感じる。
鹿島アントラーズの後はタイでもプレーした元日本代表と同じピッチにいる。
われわれ観客だけでなくブリオベッカ浦安の選手もこの千載一遇の体験のチャンスを活かしてほしい。

岩政強い

リズムに乗れない浦安

試合は前半で東京ユナイテッドが二点のリード。
セットプレー崩れ、カウンターでのチャンスを決められる。
ブリオベッカ浦安はリズムが掴めないまま、リードを許し前半を終えてしまう。

ハーフタイムにだいぶ羽中田監督のカミナリが落ちたのかどうかわからないが、雨は土砂降りとなってきた。
そして2名の選手交代から後半スタート。
後半はほとんどブリオベッカのペースでサイド攻撃からチャンスを作り出す。
特にサイド攻撃でチャンスを作っていく。

垣間見える羽中田サッカー

アタッキングサードの入り口あたりで見えたパス交換。
二人から三人の選手が距離感を保ち、フリックやワンツーを使ってスペースを作り出す動きは羽中田サッカーの目指すところ。

ついに浦安の得点。
しかし68分の田宮の一点にとどまる。
あれだけ攻め続けながら一点しか取れなかった。

ベイダー卿も来場

鳴り物禁止の小石川運動場。
いつもは太鼓やラッパで選手を鼓舞するブリオベッカ浦安サポーターも声のみの応援。
サポーターの「(東京ユナイテッド)来年もよろしくねー!」とユーモアある自嘲気味の声援が今期の不調を物語っている。
(サポーターの皆さんいつもご苦労様です。ありがとうございます)


試合後審判と話す羽中田監督。
この試合再三あった「手に当たった時の判断」について話しているような感じ。

次のステージへ

観客も選手も導線が同じスタジアム。
雨も降っているので通路は人がいっぱい。
目の前を選手が行き交います。
顔見知りの浦安チームスタッフと握手をし、選手と話したり、スポンサーの知り合いの方と談笑したり。
Jリーグではありえないシチュエーションだが、これが日本のリアルサッカーだ。
さしづめ「会いに行けるサッカー」か?

AKB48の最初のような感じでしょうか笑
ここから一緒に次のステージを目指す。
ずいぶん肌寒くなってきた。
それは試合の結果ではなく、雨のせいだと言い聞かせながら小走りに地下鉄の駅を目指した。


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1件の返信

  1. 2018年12月31日

    […] 東京ユナイテッドvsブリオベッカ浦安 @小石川運動場 初!小石川! この時のブログ「東京のど真ん中で繰り広げられる日本のリアルサッカー」 岩政選手を観たくて文京区小石川まで。 […]