サッカーのある年末年始 その2 天皇杯決勝

初詣代わりに

サッカーのある年末年始
むかしむかし、Jリーグが始まるずっと前。
日本でサッカーのテレビ中継をじっくり見ることができるのは12月のトヨタカップと元日の天皇杯だけでした。
家族で過ごす元日。
お笑いや駅伝を差し置いて天皇杯にチャンネルを合わせることは至難の業でした。
そんな時代が四半世紀前にはあったのです・・・・
そんな憧れの元日決勝を観戦できるなんて・・・・・

さて、あけましておめでとうございます!
迎えた2018年の元日。
初詣代わりに天皇杯の決勝を観に来ました。
会場は埼玉スタジアム2002。
セレッソ大阪横浜F・マリノスの間で行われます。

晴天の元日決戦

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良いお天気に恵まれた埼玉スタジアム。
試合開始一時間前にはかなりの数のお客さんが詰めかけていました。

テレビでは放送しないところを


試合前のアップ中にセレッソベンチ前にいたのはケガで欠場の扇原選手。
今はマリノスに所属していますが、元々はセレッソ出身。
スタッフの方とずっと話し込んでいました。
ユン・ジョンファン監督とも二言三言会話していましたね。

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マリノス君とマリノスケに会うことができました。

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こちら天皇杯スポンサーのスルガ銀行のマスコット「スルちゃん」の後ろ姿。
前も後ろもほぼ同じ形ですが、「眼出しメッシュ」があるほうが前です(笑)

二つ目の星を狙う

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さて選手入場です。
柿谷選手と中澤選手がキャプテンとして先導します。
ピッチ中央の天皇杯ロゴは最初は平置きでしたが、選手入場とともに中央に風を通しアーチ状へ変形。
これカッコよかったですよ!

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ルヴァンカップに続いてのクラブ二つ目のタイトルを狙うセレッソは二つ星をモチーフとしたコレオグラフィ。
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対するマリノスはビッグユニフォームを三つ並べて対抗します。
どちらも見ごたえがあります。

テクニカルでタクティカル

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セレッソはテクニカルな選手をタクティカル(戦術的)にはめ込んでいる。
4-4-2のポジショニングは非常にコンパクト。
ディフェンスラインは高く設定され前線からのプレッシャーとショートカウンターが持ち味。
トップに長身の山村を配するが決してロングボール一辺倒ではない。
技術力の高い選手に惜しみなく守備をさせる、これぞ「戦術ユン・ジョンファン」か!?

マリノスは対角線へのボール配給(サイドバックから逆サイドウイングへ)で勝機を見出す。
その作戦が早速功を奏す。
前半8分。
伊藤翔がDFとの駆け引きから左サイドのアーリークロスで抜け出す。
セレッソのハイラインを巧みにかわし先制点。
その直前に一度同じ形でオフサイドになっているが、狙いは明確だった。

日本のベイルとなるか?

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私の席から良く見えた選手がマリノスの山中選手。
基本的に左サイドに張りつき、縦に抜けるスピードが素晴らしい。
左足の精度に自信を持っていることが伺えます。
もともとは左サイドバックが主戦場だった山中。
その攻撃力を活かそうという配置でしょうか?
ポジション遷移といい、プレースタイルといいレアル・マドリードのベイルと重ねてしまいます。
残念ながら前半で負傷交代となりましたが、山中の今後の成長に期待ですね。

犬猫ツートップ

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セレッソの剛柔なツートップが面白かったですね。

柿谷は天才的なボールタッチと閃きが特徴。
運動量は多くはないがここぞという場面での瞬発力はワールドクラス。
いわゆる猫系プレイヤーかな?

対する山村はその体躯を活かして前線での起点となる。
最前線からの献身的な守備と運動量で「戦術ユン・ジョンファン」の要となっている。
延長に勝ち越してからはDFラインにポジションチェンジ。
後ろも前もハイレベルでこなすプレースタイルは元韓国代表の柳想鉄(ユ・サンチョル)を彷彿とさせる。
チームに忠実なプレースタイルは犬系と思われる。

ワン(犬)トップでもなく、ニャン(猫)トップでもなく、この日のワンニャンツートップは良い組み合わせで、相手に脅威を与えていました。

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延長へ

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前後半を終えて1-1。
試合は延長戦へ突入します。
日は傾き、寒さが身に応えます。

水沼の決勝点!

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延長前半5分。
山村のクロスから水沼宏太がヘディングで決勝点を奪います。
湧き上がるセレッソサポーター!
ここで「戦術ユン・ジョンファン」発動!!
トップの山村をDFラインに下げ5バックに。
残り25分を守り切ることを選択するユン・ジョンファン監督。
その潔さと決断力には脱帽です。

その後のマリノスの猛攻を耐え、セレッソ大阪が勝利を飾ります。

マリノスサポ素晴らしかったよ

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起き上がれない松原選手迎えに行くボンバー。
さすがキャプテン。
ボンバーは表彰式の際も敗者でありながらにこやかに来賓と対応。
その紳士たる態度はもっと賞賛されるべきですね。

そして非常に印象的だったのがマリノスサポーター。
試合中も大きな声でしたが、勝ち越されるとさらに大きな声になる。
試合後のサポーターへ挨拶の際には大きく、そして温かい拍手で選手を迎える。
なんか羨ましい光景でしたね。

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試合終了後、ビッグユニフォームを畳むサポーター達。
数人で手分けしててきぱきと。
恐れ入ります。

戦いの後はスーパームーン

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良い試合を観れた充実感。
マリノスサポーターの温かい対応に満足してスタジアムを後にすると、空には大きな月が浮かんでいます。
スーパームーンだったようで大きく輝いています。
寒かったけどなんだか心温まる光景。

あらためて年末年始にサッカーを観れたことに幸せを感じました。
今年もサッカーをたくさん観て、いろんな人間模様を感じて、ブログやSNSでサッカーの楽しさを少しでもシェアできればと思います。
そしてフットボールマックスを通じて皆さんの素敵なサッカーライフのお手伝いができればこんなに嬉しいことはありませんね。

サッカー業界で生き残っていくことは決して容易いことではないです(日々実感してます)。
しかし2018年ワールドカップイヤーの元日。
この日見たスーパームーンが後押しをしてくれる。
そんな気がしました。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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「サッカーのある年末年始 その1 高校サッカー選手権」も是非ご覧ください


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2件のフィードバック

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  2. 2018年12月31日

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